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2008年11月13日

ゴミ屋敷と午後の紅茶

職場の連中と御飯食べに行ったんです。

同じ部署の人達と。

行きたくなかったんですけど。

行って来たんです。


アレなんですよ。

よくいるじゃないですか。

味にうるさい人。

うるさいだけの人。

本当に味の違いが分かってるのか疑問だけど、とりあえずうるさい人。


いるでしょ?

なんていうんですかね。


美味しいものしか食べないことが一種のステータスだと勘違いしてる人。


美味しい店を知っていることがステータスだと勘違いしてる人。



いない?


まあ。

普通は美味しいもの食べたいですけどね。


味の分かる女(男)


っていうアピールってんですか?


あのウザさ。

鬱陶しさ。

勘弁して欲しいです。



で。


私が職場の面々と御飯食べに行ったときも、そんな感じで。

美味しいお店があるのよん。

と、いった感じで。

連れて行ってもらったんですけど。

人がいっぱいで入れないんです。

人気があるから。

人がいっぱいで入れない。

仕方ないんで。

他のお店を探そうってことになったんですね。

そして、アレですよ。


味にうるさい女(男)アピール軍団ですよ。


こっちは、ファミレスで充分なんですけど。

それはどうの、こうのって。

グダグダとケチつけて。

車で一時間近くかかる店とか。

あらかじめ予約しなきゃいけない店とか。

何時間も並ばないといけない店とか。

そんなとこばっかり提案するんですよ。


美味しいものに魅せられるのも分かるんですけどね。

食べたい時に利用できない店はイラネーよ、と。

そんな話で、もう何十分ロスしてんだよ、と。

コバルトブルーな気分になってたんですけど。

まあ、どうせ、どこかに行かなきゃ帰らしてもらえないんで。

諦めて、行くことになりました。

車で半時間近くかかる、老夫婦が経営してるとかいう店に行くことになりました。

閉まってました。



そんなわけで。


振り出しに戻って。

同じこと繰り返して。

色々と話し合って。


ファミレスで、ひつまぶし食べて帰りました。



もう。


味にうるさい方々とは。


御飯食べたくないです。






まあ、それとは全然関係ないんですけど。



ゴミ屋敷の友人の家に遊びに行ったんです。

ゴミの友人の家へ遊びに行ったんです。

相変わらず、部屋の中はゴミだらけなんですけど。

汚い部屋の中は通販のダンボールで山積みなんですけど。

以前買った羽毛布団は健在なんですけど。

いつのものか判別不可能なペットボトルとか置いてあって。

一度口をつけたペットボトルを。

飲み干さずに数ヶ月放置するとこうなる。

みたいな。

乳白色のドリンクが透き通った琥珀色になる。

みたいな。

中は真空になっているのか、内側からの圧力で潰れる。

みたいな。

恐ろしい事態になっていたんですけれど。

それはともかく。

ゴミの友人は紅茶に凝っているようでして。

マイブームとかいうものらしくて。

「午後の紅茶」なのですが。

いっぱい空き缶とか置いてありまして。

これを紅茶に凝っていると書いていいものか悩むところなんですけれど。

紅茶に凝っていると本人は言っていて。

「午後の紅茶」に凝っていると本人は言っていて。

「午後の紅茶」を色々ブレンドしてると胸を張る。



で。


奴が発明したという。

午後の紅茶、オリジナルブレンド。

という。

ロイヤルミルクティーとアップルティー、レモンティーの3種を。

奴の尺度で計り、ミックスさせた。

すでに色々と間違っているブレンドティーを飲ませてくれたんです。

午後の紅茶を3種類混ぜ合わせただけの液体を。

オリジナルブレンドとか言って飲ませてくれたんです。

子供が食べ物で遊んでるのと同レベルなんですけど。

奴は本気で。

いいから飲んでみろって。

と、しつこく迫ってくるので。

しぶしぶですが、飲んでみることにしたのです。



さて。


その、お味は?




意外と美味しい。






わけねーです。


喉に流し込むのがやっとです。


味が良くない。


香りとか良くない。


見た目とか良くない。


全体的に良くない。


なんというか良くない。


色々と良くない。


要するに、不味い。


不味い。


文句なしで不味い。




上手く言葉にできないんで。


皆さんも一度お試しあれ。


ロイヤルミルクティーとレモンティーとアップルティー。


ミックスしてみ。


で、色とか見てみ。


飲んでみ。


世界が変わる。





単品で飲んだ方がよほど美味いです。



当然ながら。

美味しくない、と言ってカップをつき返したんですよ。

そしたらね。

ムカツクことにゴミの友人は。


「お前には早かったか」


と、仰る。



早いって何?

時とともに味の深みとか分かるようになるの?

香りを楽しめるようになるの?

ってな感じで。

こいつは、このミックスティーの何が気に入ったんだと。

部屋の中は、なんとも形容し難い空気が支配しておったのですが。


ゴミの友人は。

飲み残したミックスティーを。

突き返したオリジナルブレンドを。

優雅な仕草でクイっと口に流し込み。

ゆっくり味わうように転がしながら。

コクリと飲み干した。


「美味い」








あんまり味が分からないのも。


どうかと思う今日この頃。


posted by 水卿 at 20:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

桃太郎と鬼と鬼殺し

昔々、あるところに。

お爺さんとお婆さんがいました。

お爺さんは山へ芝刈りに。

お婆さんは川へ洗濯へいきました。


お婆さんが川で洗濯をしていると。

ドンブラコ、ドンブラコ。

大きな桃が流れてきました。

「桃…」

お婆さんは桃を持って帰りました。

お爺さんが帰ってくることはありませんでした。


お婆さんが桃を割ると。

中から玉のような赤ん坊が飛び出しました。


「桃…太郎…」



月日は流れ。


桃太郎はすくすくと成長し、立派な若者になっておりました。

そのころ、都では悪い鬼達が、娘を攫ったり、宝を盗んだりしておりました。

桃太郎は、その噂を聞きつけるとお婆さんに言いました。


「婆さま、鬼ヶ島へ鬼退治へ行く」


「ん…」



行きました。

桃太郎は行きました。

お婆さんから、きびだんごを貰って行きました。


桃太郎が林を歩いていると。


「桃太郎さん、桃太郎さん」


桃太郎を呼ぶ声がします。

桃太郎が振り返ると、チワワがいました。


「なにしてんですか、私の庭で」


「…ごめんなさい」


怒られました。

きびだんごを渡して謝りました。



桃太郎は進みます。

川を歩いていると。


「桃太郎さん。桃太郎さん」


桃太郎を呼ぶ声がします。

桃太郎が振り返ると、朱鷺(トキ)がいました。


「お腹が空いたよー」


食べ物をねだられました。


「何が食べたい?」


「虫とか、カエルとかです」


「これも似たようなものだろう」


そういって桃太郎は。

お婆さんから貰った、きびだんごをあげました。

すると朱鷺が言いました。


「ありがとう、お礼に子分になりましょう」


「結構です」




朱鷺の誘いを断り、桃太郎は進みます。

谷間を通りかかった時。


「桃太郎さん、桃太郎さん」


桃太郎を呼ぶ声がします。

桃太郎が振り返ると、口裂け女がいました。


「私奇麗?」


「微妙」


「はっきり言って」


「自分ではどう思う?」


「貴方がどう思うかが知りたいの」


「どうして私の評価が気になるんだい?」


「え?」


「他人の評価に価値はない、人の好みは千差万別。君だってそうだろう?
 大切なのは、自分が自分をどう思うかさ」


そういって、きびだんごを渡しました。



「…美味しい」





海が見えました。

桃太郎は地元の漁師から船を借り。

鬼ヶ島へと漕ぎ出しました。

旅のお供は、腰に下げた刀。

そして、口裂け女。



鬼が島へ着きました。

無駄に大きな鉄の門はサビて閉まっていません。

桃太郎と口裂け女は門を潜って中へと入ります。

中には。

鬼が沢山いました。

100人はいるでしょうか。

その100人の鬼は。

どうしたことか。

全て地に伏しております。

いえ、一人だけ起きている者がいます。

大きな身体、真っ赤な体毛。

鬼の総大将です。

その総大将に向き合う小さな影。

影が少し揺らめくと。

鬼の総大将は血飛沫をあげて倒れました。

桃太郎達が驚いていると。

影が振り返ります。


「一足遅かったな、桃太郎」


「何者だ?」


「知る必要はない」


そういって影は桃太郎に斬りかかります。

桃太郎も刀を抜いて立ち向かいました。

激しい剣戟。

長い戦いが続きました。

しかし、桃太郎は石につまづき体勢を崩してしまいました。

その隙を逃さず、影は刀を振り下ろします。

桃太郎の首に影の凶刃が迫ろうかという刹那。

桃太郎は突き飛ばされ、草むらへ転がりました。

口裂け女です。

桃太郎を助けようと刀の真ん前へ飛び出したのです。

無論、無事であろうはずがありません。

胸から胴まで切り裂かれ。

口裂け女は大地に倒れこみました。


「おのれぇ!」


桃太郎は怒ります。

草むらから起き上がると。

矢のようにすばやく間合いを詰め。

影の振るう刃を弾き返し。

返す刀で首を刎ね飛ばしました。



そして口裂け女へと近寄ります。



「も…桃太郎さん」


「しっかりしろ、口裂け女!」


「わ…私はもう駄目」


「弱気になるな!」


「あなたが…私に言ってくれた言葉…」


「‥‥‥‥」


「他人の評価なんか価値はない、自分がどう思うかが大事なんだって」


「ああ…」


「私、自分に自信がなかった…だから嬉しかった」


「もう喋るな…!」


「ありが…と……」





突き抜けるような晴天。

打ち寄せる波音。

静かな静かな鬼ヶ島の昼下がり。

桃太郎は鬼達の遺体を城の中へ運びます。

口裂け女も。

全員を運び終えると。

城に火を放ちました。

立ち上がる炎。

轟々と燃え盛る鬼ヶ島。

彼らの想いを代弁するかのように。

いつまでも炎は揺らめいておりました。



と、そこに耳を劈かんばかりの悲鳴が…。





「あ、攫われた娘たち…!」



忘れてました。

完全に忘れてました。

多分城の中に囚われていたのでしょう。

その城内は今や火の海です。



桃太郎は諦めました。




次に桃太郎が向かったのは。

鬼達を倒した謎の人物のところです。

桃太郎に斬られ、首が胴から離れております。


「鬼を百人も倒すとは…こやつも鬼よ」


そういって首を風呂敷に包んで土産としました。

桃太郎は村へ戻ります。





「婆さま、桃太郎が帰ったぞ」


「‥‥どうじゃった?」


「知らない奴が鬼を倒してた」


「…で、どうした?」


「そいつを斬ってきた」


そう言って、桃太郎は。

風呂敷に包んであった生首を取り出し。

婆さまに見せてあげました。




「じ…爺さん…!」





おわり。
posted by 水卿 at 22:28| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

伝説と実習生

実習生が来たんです。

職場に実習生が来たんです。

私は介護職員なんですけど。

実習生が来たんです。

つまり。

介護の現場に実習生が来たんです。

その辺の大学から。



で。


実習生はよく来られるのですが。

来なくてもいいのに来られるのですが。

大概はポケーっと突っ立ってるだけなんですが。

仕事の邪魔さえしなきゃ好きにしてもらっててもいいんですが。

今回来た実習生は。

邪魔なんです。

なんというか邪魔なんです。

お邪魔んぼーです。

おじゃまんぼーなんです。

おじゃマンボー。


面白いこと言った。


今、面白いこと言った。



とりあえず。

初対面で開口一番。

「ちっす」

とか言われてムカついた。

実習生に。

「ちっす」

とか言われてムカついた。

後輩に。

「水卿さん邪魔っス」

って言われてムカついた。

あと面会に来られてる方を指差して。

「あれ誰んとこの人?」

とか大声で聞いてくるんで冷や汗かいた。

面会者が睨んできたので冷や汗かいた。

適当に答えたら間違ってて冷や汗かいた。

休憩時間、部屋のど真ん中にあぐらかいて座ってたので焦った。

実習生が部屋の真ん中であぐらかいてて焦った。

主任と副主任が座れなくて。

実習生があぐらかいてたから主任と副主任が座れなくて。

立ったまま、お茶飲んでおられて焦った。

実習生の隣で寝転がっていた私は焦った。

短期利用者を御自宅へ送迎する時。

私も一緒に行くとか言い出して笑えた。

断ったら、怒り出したので笑えた。

もう笑うぐらいしかできなくなった。

引き下がらないので副主任怒った。

温厚な副主任が怒った。

実習生泣いてた。

なんか叱られて泣いてた。

副主任に叱られて泣いてた。

「何が可笑しいの!?」

私も怒られた。

なんでか知らないけど私まで怒られた。

あと、ケアプラン会議に出席させろと喚きだした。

断ったら、相談員に直訴に行った。

相談員もしぶしぶオーケー出した。

で。

なんか会議に付いてきた。

いらないのに付いてきた。

栄養士、看護師、相談員、介護主任、担当職員。

に混じって実習生。




邪魔。




で。



寝てた。



実習生寝てた。



相談員キレた。



主任もキレた。



あれはキレてた。



キレ過ぎて半泣きだった。



相談員キレ過ぎて半泣きだった。



めっちゃ怒られてた。



実習生めっちゃ怒られてた。



怒鳴り声が隣のフロアまで聞こえてた。



なんか泣いてた。



実習生泣いてた。



で。


その後。


昼休みになって。


気まずい沈黙の中。


昼食食べてたんですけど。


実習生が。



「ここの電話は何時までなら私用で使っていいんですかぁ?」



とか聞いてきた。


主任は顔が引きつってた。


副主任も顔が引きつってた。


私も顔が引きつってた。


みんな顔が引きつってた。




私用で使うなと。



職場の電話を私用に使うなと。



聞かなくても分かるだろうと。



職場の電話を私用で使用しようなんて。



今、うまいこと言った。



今、うまいこと言った。



私用で使用しようなんて。



今、うまいこと言った。



で。



「帰ってお母さんに聞いてみなさい」


って言った。


フォローのつもりで言った。



めっちゃ睨まれた。



実習生にめっちゃ睨まれた。



睨まれてんのに。



他の人達、が。



ブフッ!



って噴出したから、余計睨まれた。




昼休み終わっても睨まれてた。




実習最終日。


普通なら、皆に礼と挨拶をして帰るものですが。


ありがとうございました、の一言でいいのですが。


かの実習生は。


何も言わず。


こちらに背を向けたまま振り返らず。


挙げた右手を軽くヒラヒラと振って去っていった。


それはまるでドラマのワンシーン。





そして実習生は伝説となった。
posted by 水卿 at 20:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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